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二宮社長、女子栄養大学にて教壇に立つ

去る5月26日、埼玉県坂戸市にある女子栄養大学坂戸キャンパス内の栄養学部実践栄養学科にて、二宮社長が外部講師として教壇に立ちました。

将来は、食品メーカーや企業食堂、学校給食などでの活躍が期待される、管理栄養士を目指す生徒、25名が参加しました。

二宮社長は、イスラームやハラール食品の詳細について述べたほか、日本のレストランにおける、ノンハラールキッチンでのハラール対応について解説しました。

生徒からは、昨今の新型コロナ禍やウクライナ情勢、また未曾有の円高などが、日本のハラール対応に与える影響について、質問がありました。

この問いかけに対して二宮社長は、昨今の食品輸入に関する状況について言及しました。新型コロナ禍による人手不足の影響で、現地生産力が低下したことに加え、ロシアのウクライナ侵攻に伴う小麦・食用油の価格高騰、1ドル=135円を超える円高など、食品輸入を取り巻く環境は悪化の一途を辿っています。

加えて、昨年から尾を引く世界的なコンテナ不足も、輸入を押し下げる一因となっています。ただ、二宮ではこのような事態を考慮して、事前に各種ルートを通じてコンテナ確保に努め、輸入の遅延は最小限に食い止めています。それでも、コンテナ貨物船の運賃は、新型コロナ感染拡大前の10倍に高騰し、利益を著しく圧迫する結果を招きました。

二宮社長は、「現在は、新型コロナ禍により、外国人の入国は激減しましたが、今後は徐々に回復し、2050年には世界のイスラーム人口が1位になることと相俟って、日本におけるムスリム対応は、避けては通れません」と答え、「食の多様性」に対応できる力を持つことが大切であると強調しました。

女子栄養大学_外観
女子栄養大学_外観

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