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コンテナの遅れについて

昨今のメディアによる報道でも取り上げられていますが、世界的な規模でコンテナ不足が発生し、深刻な問題となっています。
コンテナ不足の原因はいくつか挙げられますが、その予兆は2019年には既に見られました。世界におけるコンテナの約98%は中国で生産されており、2019年は米中貿易戦争の影響による荷動きの低下が懸念され、新造コンテナの生産量は前年比40%減となりました。2020年に入り、新型コロナウィルスのパンデミックから、世界経済の先行きが懸念されると、コンテナ生産工場の稼働率は大幅に縮小され、世界的な規模でコンテナ不足を招いたのです。
その後、2020年6月に入ると、中国では自動車・電気・機械を中心に、生産はV字回復を見せます。時を同じくして、北米ではコロナ感染拡大により、生活用品などの現地生産が縮小。巣ごもり需要の急激な増加と相俟って、中国から米国に向けた輸出は例年以上に拡大しました。米国のコンテナ貨物量は、対前年水準を大きく上回るほどに増えたのです。
一方、新型コロナの蔓延により、米国では都市封鎖が行われるとともに、港湾作業員の減少により、コンテナ貨物が港湾に滞留するという事態が起こりました。この現象は世界の主要港に連鎖し、海上輸送の遅延と船舶の沖待ちは深刻化しました。

上記のような理由から、欧米では空のコンテナが大量に滞留し、その分、アジアにはコンテナが回されず、コンテナ不足に拍車をかけたのです。
その結果として、2020年7月には米国西航路、9月には米国東航路、11月にはヨーロッパ航路、12月には日本・韓国航路でというように、相次いで海上運賃が高騰しました。
このような状況により、当社のインドネシア、マレーシア、シンガポールからの輸入品にも影響が出ており、予定より1カ月の遅延などが頻繁には発生し、いくつかの商品には欠品が見られます。

皆様には多大なご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解ください。
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ハラール対応に関する第3回公開シンポジウムがZOOMにて開催予定

来る10月30日、「グローバル化時代におけるハラール産業~日本の国内向けハラール・サービスの現状とこれから~」と題した、ハラール対応に関する第3回公開シンポジウムがZOOMにて開催されます。

第一部では、ディン・シャムスディン/ジャカルタ国立イスラーム大学教授が、「グローバル化時代におけるハラールの意味」というテーマで基調講演を行うほか、第二部では二宮社長が、「ハラール商品の国内マーケットについて」と題した講演で壇上に立ちます。

さらには、二宮社長に加えて、元JETROジャカルタ事務局長の中村芳生氏、JETROアジア経済研究所研究員の水野祐地氏をパネラーに迎え、「日本国内のハラール・サービスの現状とこれから」というテーマで、パネルディスカッションが開かれる予定です。

<問合せ先>
「北九州ムスリム・フレンドリー推進プロジェクト実行委員会」事務局(担当・大形)
musfre@cb.kiu.ac.jp


ハラール対応に関する第3回公開シンポジウム

ハラール対応に関する第3回公開シンポジウム

「江の島ガムランSUNSET」今年は開催中止に

新型コロナウィルスの感染拡大の影響により、毎年恒例の「江の島バリサンセット」は今年も開催が見送られることになりました。さらに今回は、バリサンセットの番外編ともいえるミニイベント、「ガムランSUNSET」も中止が決定されました。
二宮からは、フードやドリンクなどを提供する予定でしたが、非常に残念です。

二宮社内でワクチン接種2回目終了

二宮では、7月10日と8月7日、社員の希望者全員が、モデルナ社製のワクチン接種を終えました。接種直後は、社員のほぼ全員が37~38℃の高熱を発しましたが、一両日中には下がり、その後は元気に勤務しています。二宮ではこれからも、マスクの着用、手洗い・うがいの励行、社内消毒なども徹底して継続し、不要不急の外出も避けて感染防止に努めて参ります。
プロフィール

株式会社 二宮

Author:株式会社 二宮
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