今年のイスラーム月の9月、ラマダーンは5/17から始まり6/14までの予定です。この間は日の出から日没までの間、飲食、タバコ、男女のスキンシップ、怒りなどの感情を激しく揺さぶる行為全てを我慢し、生活を致します。当社も現在5人のムスリム・ムスリマが働いており、皆頑張ってラマダーンを過ごしています。
この時期は、ムスリム・ムスリマには遊びの要素がなくなり、旅行や贅沢などはせず、アッラーと真摯に向き合って生活をしています。夕食(イフタール)は家族揃って、しっかりとハラールな食事を自宅で取る事が多く、またマスジド、大使館、イスラーム団体、大学もイフタールのパーティが開催される為、通常月よりかなり忙しくなります。当社社員はそんな大変な1ヵ月間を、仕事も十分にこなしています。
私二宮も平日のほとんどはムスリム社員と同じく、来社から日没までは飲まず食わずで過ごし、この期間、何回かはムスリム社員とイフタールの食事を摂っています。またラマダーンの後半は、ラマダーン明けのお祝いである「イドル・フィットリ―」が開かれるため、家庭、大使館、モスクにおいてはパーテイの準備もあり、更に忙しくなります。東京・目黒にあるインドネシア大使館では、イドル・フィットリーの期間中は大使公邸を一般に開放。日本全国から3,000~4,000名のインドネシア人が集まり、盛大なパーテイが開かれます。
尚、今年は6/15(イスラームの10/1)に予定されておりますイドル・フィットリーの間は、当社ムスリム・ムスリマ社員は、休暇を取らせて頂きます。

ラマダン写真